2009年02月12日

逓減定期保険と収入保障保険(家族保障保険)の比較

逓減定期保険と性質の似た保険として、収入保障保険や家族収入保険と呼ばれる保険があります。

収入保障保険とは、万一の際に一時金ではなく、毎月決められた額を遺族が受け取れるという保険で、保険会社によっては、家族収入保険や家計保障定期保険などという名称でも呼ばれています。

収入保障保険は、毎年、あるいは毎月受け取れたり一時金で受け取りも可能な場合が多いのが特徴です。

収入保障保険は、徐々に受取期間が減っていくという意味では、逓減定期保険の分割受け取りタイプともいえる保険です。

収入保障保険の場合、給付金を小出ししていける分だけ、保険会社にとって逓減定期保険以上に保険料を安くできるといえます。

ライフステージの一時期の保障を逓減定期ではなく、収入保障保険で補うという方法もありますが、収入保障保険よりも逓減定期保険が優れている部分もあります。

逓減定期保険の場合、保険金受け取り時の課税方法が相続税となり、相続人×500万円まで非課税の上、税額も安いというメリットがあります。

家族収入保険は保険料が逓減定期保険よりもさらに安いというメリットがありますが、保険金受け取り時の課税方法が「所得税」になるので、保険金受取人に他の収入がある場合には合算課税となり、受け取り保険金−税金を考えるとデメリットの場合が多くなります。

逓減定期保険のメリット・デメリット

逓減定期保険は、従来の定期保険(平準型定期保険と呼ばれます)が保障額、保険料の変わらない保険だったのと比べると、毎年一定額が減っていくタイプの定期保険という違いがあります。

逓減定期保険の最大のメリットは、保障額が変わらない平準定期保険と比べ、保険料が割安になっており、保険料負担をスリムにすることができるということでしょう。

生命保険の必要保障額は一般的には毎年減っていくことになります。

生命保険の死亡保障の必要保障額は、一般的には現在の年齢から平均余命までの生活費の総額を基準として算出されます。

逓減定期保険は、1年ごとに減っていく必要保障額に合わせて、死亡保険金額も減っていくという合理的な考え方に基づいています。

このため、年を経るにつれて、死亡保障額も月々の保険金も減っていくということになります。

逓減定期保険は、保険会社によって、また、タバコを吸うかどうかなど健康状態によって、1年間に逓減する度合いや保険料が大きく変わります。

逓減定期保険のデメリットは、毎年保障額が逓減していくため、加入当初での死亡と満了近くの死亡では合算での受け取る保険金が違うことや途中年次での保障額がすぐにわからないこと程度です。

ただし、逓減定期保険を検討するような方の場合、最初から効率を考えてのことでしょうからあまりこのデメリットはほとんどないといえます。

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2009年02月11日

各社逓減定期保険の比較

逓減定期保険は保険市場など、オンラインの生命保険比較サイトでも引っかかりませんから、なかなか各社の逓減定期保険同士の比較を行うのは難しいですよね。

逓減定期保険でインターネットで検索してみてすぐに出てくるのは、アリコジャパン、アクサ生命、ソニー生命、それに富士生命くらいでしょうか。

このうち、ソニー生命、アクサ生命、アリコジャパンの逓減定期保険は商品の特徴が少し似ていますので、比較してみたいと思います。

1.ソニー生命保険

加入時の年齢    保険料(男性の場合)  保険金支払い総額
30歳        3,660円        878,400円
40歳        6,210円       1,490,400円
50歳        12,000円       2,880,000円

                 (毎年5%ずつ逓減)

2.アリコジャパン

加入時の年齢    保険料(男性の場合)  保険金支払い総額
30歳        4,650円       1,160,000円
40歳        7,650円       1,836,000円
50歳        12,000円       3,686,400円

                 (毎年5%ずつ逓減)

3.アクサ生命

加入時の年齢    保険料(男性の場合)  保険金支払い総額
30歳        5,790円       1,389,600円
40歳        10,110円       2,426,400円
50歳        20,880円       5,011,200円

                 (毎年3%ずつ逓減)

上記の逓減定期保険3社の中では、ソニー生命の逓減定期保険が30代、40代、50代のいずれでも保険料が最も安いようですね。
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逓減定期保険と平準定期保険の比較

逓減定期保険と通常の定期保険(平準定期保険)の違いは、逓減定期保険は保険金が保険期間内に逓減していき、最終的に当初支払っていた保険料の20−30%にまで保険料が下がるのに対し、平準定期保険は保険期間中は保険料も保険金もずっと変わらず一定のままであることです。

逓減定期保険の保険料は平準定期保険と比べ、契約当初は保険料がやや高い場合もありますが、保険料は毎年下がっていくので、最終的には平準定期保険よりも支払う保険料はずっと割安になります。

例えば、ソニー損保の逓減定期保険I型では、加入当初の保険金3000万円、保険期間20年(保険料払い込み期間20年)、加入時の年齢が35歳とすると、支払い当初の保険料は3810円(喫煙リスク区分型)です。

一方、保険金が3000万円の平準型の定期保険では、同じ35歳男性の例で、損保ジャパンDIY生命の1年組み立て保険(毎年保険金を見直し)では月々の保険料は5430円、損保ジャパンひまわり生命の無解約返戻金型定期保険(非喫煙者健康体保険料率)では、6660円です。

死亡・高度障害保障で高額の保険金額が必要になるのは、たいていのご家庭の場合、お子さんが独立するまでの間だけのはず。

あるいは、すでにお子さんが自立された夫婦のみのご家庭であれば、高額の死亡保障はほとんど必要なくなりますよね。

お子さんが育つまでの間は、平準型定期保険でご家族のための保障をしっかり確保すると良いでしょうが、ライフスタイルが過渡期にあり、今後死亡・高度障害保障が必要なくなっていく可能性がある場合には、逓減定期保険で少しずつ保障も保険金も下がっていく方がムダのない、有効な保険料の支払いになるかもしれません。
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逓減定期保険の保険料

逓減定期保険は契約時の保険料が逓減していくタイプの保険のことで、死亡・高度障害を補償する保険です。

逓減定期保険の保険料は、逓減開始後は毎年保険料が逓減していき、最終的に当初支払い時の保険料の20%から30%くらいにまで保険料が下がります。

例えば、ソニー生命保険の逓減定期保険または逓減定期保険特約(喫煙リスク区分型)では、契約時の保険金額の20%になるまで逓減するI型と、30%になるII型が用意されています。

ソニー生命保険の逓減定期保険I型の保険料は、保険期間が20年の場合、2年目から毎年保険料が5%減少し、17年目から20年目は保険料が支払い開始時の20%になります。

一方、同じソニー生命保険の逓減定期保険II型では、保険期間が20年の場合、逓減の開始時期は5年目からとなり、20年目に支払い開始時の保険料の30%にまで下がります。

逓減定期保険の保険料は、加入当初は通常の定期保険(平準型定期保険)の保険料よりも割高になることがあります。

しかし、先にあげたソニー生命保険の逓減定期保険I型を例にとってみれば、毎年150-200円程度すつ保険料が下がっていくので、数年で平準型定期保険の保険料よりも安くなります。

もちろん、逓減定期保険の場合、保険料が下がることは死亡・高度障害保障の保険金も毎年下がることになりますが、子どもが自立した後も3000万円、4000万円の保障が必要かどうかを考えれば、逓減定期保険に加入するメリットもあることが理解いただけるのではないでしょうか。
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逓減定期付特約終身保険とは

逓減定期特約付終身保険は、保険のベースとなる終身保険がオプションである逓減定期保険がついている、万一のための死亡保険です。

逓減定期特約がついているのは、「定期特約付終身保険」の定期特約と同じ理由です。

たとえば、子供が独立するまで、万一に備えて保障も多く必要です。

子どもが独立するまでに必要な保障をすべて終身保険で補おうとすると、保険料が高くなってしまいます。

したがって、必要は保障額を補うために、子どもが独立するまでなどの特定の期間に、ベースとなる終身保険に定期保険を上乗せします。

さらにその特約を普通の平準定期保険ではなく、逓減定期保険にすると、その部分はだんだんと保障が減っていきますから、生活スタイルにぴったりと合致し、保険料も割安になり、無駄な保険料を払わずにすみます。

また、ベースになっている終身保険は、配偶者のための保障と考えて、必要な保障額を決めましょう。
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2009年02月09日

逓減定期保険の種類

逓減定期保険には、生命保険会社によって異なりますが、ライフプランに合わせて、逓減開始時期の異なるいくつかのタイプが用意されている場合が多いようです。

例えば、アクサ生命保険の場合、保険契約の型は次のように3種類用意されています。

T型・・・2年目から保険金額が3%ずつ逓減。
U型・・・6年目から保険金額が3%ずつ逓減。
V型・・・11年目から保険金額が3%ずつ逓減。

一方、アフラックの逓減定期特約の場合、T型の逓減額が「特約基準保険金額×3%」なのに対し、V型では「特約基準保険金額×5%」が逓減額となります。

また、特約基準保険金額の50%までは保険金額が減っていきますが、11年目以降は特約基準保険金額の50%が保障額となり減ることはありません。
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逓減定期保険の特徴

逓減定期保険の最大の特徴は、保険金額が逓減することで、ライフプランの必要資金額の変化に合わせて保障を確保できることです。

子供の養育費用、住宅ローン(団体信用生命保険等)等の借金といった、責任・債務の減少に従って保険金額を減らす事ができるため、一般の定期保険と比較して、合理的とみなされることもあります。

逓減定期保険の保険料は一定で、平準化が図られているために、加入初期のうちは平準定期保険(通常の定期保険)よりも保険料が割安になります。

また、逓減定期保険は、販売する生命保険会社によって異なりますが、ライフプランに合わせて、逓減開始期の異なるタイプからの選択ができるようになっています。

逓減定期保険の種類については、別のページで詳しく述べることにします。
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2009年02月08日

逓減定期保険とは

逓減定期保険とは、保険料は一定ではあるものの、死亡保険の保障額が一定の割合で減っていくという保険です。

期間が決まっていることから、基本的には「定期保険」の一種として扱われています。

逓減定期保険では、死亡保障が少しずつ減っていくために、通常の定期保険よりも保険料が安めに設定されることが普通です。

子どもの成長とともに死亡保障を減らすことを考えている場合や、万が一のときの保険金は、年金形式ではなくて、一時金で受け取りたいと希望しているような場合には、通常の定期保険よりも割安な保険料で加入できるというありがたい保険です。

逓減定期保険は、保険会社によっては、主契約として加入できる場合と、特約としてだけ契約できる場合と取り扱い方が異なっているようです。

逓減定期保険の減少の仕方や減少率は、取り扱う保険会社によって設定が異なっているので、いつまでは何万円の保障額が必要と計算して逓減率のプランを決定しなければ、万が一のときに、保険金額が不足するということもありますので、注意を払う必要があります。

また保険料は安く抑えられるというメリットの一方、保険適用時の年齢次第で受け取れる保険金額が変わるため、具体的にいくら受け取れるのかは計算しなくては分からず、即答できないというデメリットがあります。
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